朗読とナレーション: 2007年3月アーカイブ
人情芝居
大山高男さん主宰の劇団福笑い公演のお知らせです。
2007年4月5日(木)~8日(日)
劇団ふくわらい 第十回本公演
ー人情芝居ー「似たか寄ったか 全三場」
脚本/北野ほたる 演出/瀬良辰彦
劇団「ふくわらい」

2007/03/27~4/1
場所:シアターモリエール
前売り:3000
2本立てでそれぞれ出演者が違うので注意してください。
劇団HP
菊池康弘さんが、A君メモに出演しています。28日~
鄭義信・作演出 松本祐子・演出
「なつのしま、はるのうた」
●07年3月28日(水)~4月1日(日) 8ステージ
●下北沢「劇」小劇場
●木戸銭 前売3.500円 当日3.800円
● {前売開始2月15日(木)
http://homepage2.nifty.com/tubakigumi/newpage37.html
お芝居のご案内を頂きました。
3/22(木)~25(日)
「燕のいる駅」
作 土田英生 演出 千田恵子(青年座)
場所 ラゾーナ川崎プラザソル
料金 3000 当日3500
お問い合わせ 予約
044-520-9150
www.mmjp.or.jp/partner-k/
朗読に興味のある方にお勧めの一冊です。
著者は長谷由子さん、大学時代に演劇を始め卒業後アナウンサー、ナレーター、声優として活躍する傍ら、舞台での朗読活動を20年以上続けています。
基礎的な練習法から、作品の選び方、実際の作品の読み方まで詳細に書かれていて、これを読めば明日からあなたも朗読家に。
長谷さんの朗読に対する真摯な姿勢や、情熱がひしひしと伝わってきます。
朗読日和―すぐに役立つ実践的朗読のススメ
私は無声化が苦手です…何かいい練習方法はありますか?
教えてくださいm(_ _)m
OYさんからの質問:
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OYさんへの返信:
私は生まれも育ちも東京ですが、外れなのでアクセントは微妙に違って苦労した経験がありますが、母音の無声化は気にしたことがありませんでした。当たり前に使っていたからです。ところがある日自分の仕事を聞いてみると無声化出来ていない音がありました。「無秩序状態」原稿にこの文字を発見した時、とっさに言いにくそうだと腰が引けて、はっきり喋ろうとして母音を有声で出してしまったようです。言いにくい言葉や苦手な言葉はこの現象が時々起きます。リテークしてもらうのですが、そのままOKになってしまった事もありますね。
無声音の法則としては、無声子音に夾まれたイとウの母音が無声化する。がおおまかな原則です。川和先生の「日本語の発声レッスン」にもあるように、個人差がありこれでなければならないと決めつけることはできないようです。
トレーニングとしては、まず無声音が出来ない場合。
ほとんどいませんが、注意すると子音だけになってしまう人が時折います。
カ行 サ行 タ行 フ行などの無声子音の行を全て無声音で練習することから始めます。
無声母音が出来るようになったら
次に混在させて、イとウの列だけ無声音、他は有声音で練習します。
問題は、どの言葉のどの音が無声音なのか 認識することです。
特に関西出身の方は、無声化の経験がないのですから、アクセントの直すのと同じように根気強くやるしかありません。アクセント辞典を引く時無声音もかならずチェックしてください。
滑舌が悪くて言いにくい言葉ばかりです。
特に緊張すると上手に朗読できません。
よくなる方法があれば教えてください。
IMさんからのメール
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IMさんへの返信:
俳優を目指した人やアナウンサーの教育を受けた人にはおなじみの滑舌練習ですが、一般の人には聞き慣れない言葉かもしれませんね。早口言葉などをすらすら言えるようになると歯切れがよい、滑舌がよい、と言われます。稽古用には歌舞伎十八番「外郎売り」の台詞や、北原白秋の詩「アメンボ赤いなアイウエオ・・」がよく使われます。
滑舌が悪いと言ってもいろいろあります。日常的によく使う言葉、友達の名前、や食べ物などの名前を言うときにもつかえたり、言いにくいと感じる場合。あるいは相手が何度も聞き返すなど、伝わりにくい場合。
いわゆる「吃音」など、精神的なものや他に原因がある場合は、肉体的な稽古だけでは治らないようです。
治療が必要な場合もあるので、専門家に相談してください。
もう一つは顎の動かし方に原因があって、上手に音を作れない人の場合。
かみ癖などで、顎の使い方が左右非対称になると、舌が回りません。矯正するトレーニングとして「タングトリル」(トゥルルルルと車のエンジン音をまねるように舌を転す)が良いと言われています。
逆の歯を使って噛むなど、食事の時に注意してなるべく均等になるように心がけるといいでしょうね。
根気よくトレーニングすることが大事です。
IMさんの場合は、日常的には問題ないようなので、母音の練習をするだけでも随分違ってきます。
劇団などの発声練習では声を大きくする練習と、呼吸法と、滑舌練習を、ごっちゃまぜにしてやっているところも多いようですが、それでは時間がかかりすぎると思っています。私も舞台、演劇を目指していたので、そうしたトレーニングを教わりました。トレーニングはそれぞれ目的をはっきりさせて効率よくする方が、やっていて楽しいし効果がすぐ現れます。腹筋を一日100回も続けると、自己満足はします。でも発声がどうよくなるのか、30回ではだめなのか、明快でないと長続きしません。
母音練習は一音一音はっきり大きく出すのと、短く切って出すのと両方やってみてください。
滑舌練習はある程度必要ですが、
朗読で気をつけて欲しいのは、言葉を一つの音に分解してきれいに出そうとしすぎないことです。
言葉は一つの音毎に分解できないものだと思います。
例えばテーブルに「蜜柑」が置いてあったとします。
お母さんがそれを子供に「蜜柑食べる?」と聞いたとします。
この時アナウンサーがニュースを読むように「MI KA N TA BE RU?」と美しく綺麗に発音するお母さんはいませんよね。
「食べる?」だけでも充分伝わります。
たとえ母音が不明瞭で「m KA N」や「Mukan」のように曖昧に発音しても家族には伝わります。
言葉は生きています。
蜜柑といっても沢山の種類がありますし、鮮度や、色など全て違います。
一音一音綺麗に美しく発音しようと意識し過ぎると、そうした情報は伝わらず、かえって言葉の鮮度が落ちてしまうことにもなりかねません。
もちろん放送や舞台などで不特定多数に聞いてもらうときは明瞭さが必要なのは言うまでもありませんが。
ですので滑舌練習は是非続けてください。

