仕事: 2008年2月アーカイブ

人気沸騰中の若本さんとスタジオの廊下でばったり。
すれ違いざまの挨拶でも若本節炸裂!相変わらずとてもお元気でした。
独特のナレーションや台詞回しは、まさに異端!
ここまで貫き通すには、苦労もあったと思います。
凡人にはとてもまねできない精神力です。

ある会社の社員規定を説明するDVD、その規定文を読む仕事。
こうした仕事で必ず言われるのが「淡々とお願いします」
一目で眠くなりそうな文章なので、習性で「わかりやすく」「親切に」「優しく」と言った意識が生まれついつい力がはいります。
朝食をとらなかったので、途中でお腹が鳴って困りました。
以前はすぐ録り直しだったのですが、マイクが良くなったり編集作業が簡単になったからでしょうか、気にするミキサーさんは少なくなりました。
収録が終わり、食事をしてから、プレビュー。
自分の声を聞きながら、やはり眠くなりました。
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行き帰りの車内で手作り味噌の会優勝の副賞、
樋口さん著「グリム童話コミック版」を読みました。

大和書房全3巻

 赤ずきんちゃんのもう一つのお話など、いままで知らなかったグリム童話、
新しい樋口メルヘンの世界が広がります。
 ボイスオーバーとかオーバーボイス、ドキュメント作品中のインタビュー等を日本語に吹き替える事を言います。元の音(原音)をうすく流して、その上に日本語をかぶせるので、こう呼んでいるのでしょう。かつては西洋アンティーク鑑定団など人気長寿番組もありました。
 フィクションではなくドキュメントだと言うことが、海外ドラマとの一番大きな違いです。吹き替える相手は俳優ではなく、演技でもありません。今をときめくアーティスト、政治家、学者と言った著名人から、町のおじさんおばさんに至るまで、話している内容は事実なのです。もちろん嘘をついている人はいるかもしれませんが、俳優の演技とは違います。
 この仕事が始まった当初は、原音を聞かせる為に2秒程度遅れて出て、やはり同じくらい早くしゃべり終わるのが良いとされていました。今では信じられない長さです。もともと英語の情報量は多いので、直訳した日本語をそのまま読むと、とても入りません。大幅に省略するのですが、さらに前後2秒合計4秒削るとなると、言いたいことも言えなくなる可能性もあります。次第に2秒が1秒になり、最近では1秒以内、作品によってはアテレコ作品並みの精度が求められます。こちらの技術レベルも相当高くなりました。いきなりテスト本番などと言うことも珍しくありません。じっくり役作りしている時間はないのです。リアリティーを失わずかつ年齢や特徴的なキャラクターを表現しなければなりません。時と共に仕事の内容も大きく変わりました。

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