末広亭

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 予定より仕事が早く終わり、新宿をぶらついていたら末広亭の看板に、懐かしい名前を見つけました。
「すず風にゃんこ 金魚」夜の部の2番目に出る予定です。金魚ちゃんは、何かとお世話になった東八郎さんのお弟子さん。落語協会に入り寄席にも出ているとは聞いてましたが、随分前に、あるテレビ局の食堂で会って以来です。
昼夜入れ替えなしと言うことなので、昼席から見ることにしました。前回は工事中で騒音に悩まされましたが、座席がぴかぴかの新品に入れ替わって、とても見やすくなっています。それ以外は昔のまま。
2時頃に入ったのですが椅子席が7割程度埋まっています。落語ブームは本物・・と、思って客席を見回すと、おじいちゃんおばあちゃんに混じって若い女性がちらほらと見えます。
 ちょうどあいた椅子席に座りました。ところが暖房の吹き出し口の真横、気がつくとここ数日の疲れが出て白河夜船、噺家さんの刺すような視線を感じて、時々起きますが、桟敷席の人が気持ちよさそうに寝ているのにつられるようにまたうとうと。学校の授業の居眠りみたいに前の人の背中に隠れこっくりこっくり。ところが面白い人になると覚醒するから不思議です。寄席での居眠り分岐点はどこか?一般的な上手い下手とは違う何かがあります。それは語りや朗読でも同じ。
 昼の部の主任は入船亭扇橋さん。参りました!座布団の上で身体が小刻みに振動しています。言葉が不明瞭、呂律が回っていないにもかかわらず、寝ている人は誰もいません。迫真のお話に客席は引き込まれては笑いの繰り返し。
 その前に上がった川柳川柳さんは半分が出した本の宣伝。なのですが、客席には爆笑の渦。タイトルが、「天下御免の極落語」売店で買って参りました。サイン入りでした。
昼夜の休憩30分を挟んで前座さん。そして落語が一題あって、いよいよ二人の漫才が始まります。
客席は、午前の部で帰ったお客さんが多く空席が目立ちます。
二人が登場すると、かけ声が飛びます。ご贔屓さんの暖かい声援に客席も舞台ものりました。ドカンドカンの大爆笑。
こんなに笑ったのは小朝の落語以来です。
 テレビではあまり見かけなくなった寄席芸ですが、面白い人が沢山いるんですね。
ちょっと変わった芸で面白かったのが、漫謡近藤しげるさん。アコーディオンを弾き歌いながらする漫談。
「シャボン玉」童謡でおなじみの曲ですが、野口雨情が長女を亡くしたあとに作ったと詩だと紹介した後、もう一度この曲をしみじみ歌うと、客席はシーンとなって涙が出そうになりました。

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このページは、denが2008年2月 7日 22:50に書いたブログ記事です。

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