2006年3月22日

「猿之助十八番の内 當世流小栗判官」

見てきました。
国立劇場 若手歌舞伎
「猿之助十八番の内 當世流小栗判官」
通し狂言ですが見たのは二部から。
随所に観客サービスがあって、とても楽しい公演でした。
「乍憚口上」では一部をダイジェストで、見所を出演者が演じて見せてくれます。
ストーリーが分かりにくい印象がある歌舞伎ですが、これでスッキリ話に入っていくことが出来ました。
猿之助歌舞伎というと宙づりが見所と思ったら大間違い。話の分かりやすさと、演技で、ぐいぐい引き込まれていきました。迫真の芝居で、回りの人はみんな泣いていました。
歌舞伎で泣いたのは初めてです。
俳優の台詞が聞き取りやすく、とっても楽しい芝居でした。

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2005年11月18日

朗読チャネル

 スタジオを予約して、「洞熊学校を卒業した3人」と「蜘蛛となめくじと狸」の録音作業を終えました。合わせて1時間の作品で、収録に1、5時間かかりました。さすがに2本目は疲れました。後で聴いてみると声が疲れているのがよくわかります。ほぼ同じ作品と言っても良いような内容なので、簡単に考えていたのが大きな間違いでした。同じようですが、主題は全く違うので読み方も全く違います。
 30分前後の長さで、方言や歌のなく私が朗読出来そうな宮沢賢治作品は、少なくなりました。
いよいよ長編ですね!

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2005年10月 4日

温暖化・・

田中宇の国際ニュース解説

地球温暖化をめぐる議論は、多分野にわたって諸説が乱立している状態だ。しかも気象学は、経済学と並んで不確実性が高いので「今後さらに温暖化が進むに違いない」と断言することはできないはずである。にもかかわらず、英米のマスコミの最近の記事は「地球は異常に温暖化しているということで、すでに大多数の専門家の間で意見が一致している」とさらりと書いているものがよくある。これは間違いであり、政治的な意図を持った記事であると考えられる。

少し前の記事ですが・・

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2005年8月12日

壮絶な「象」麦人さん圧巻でした

[独歩]:プロデュース公演情報【象】御案内

【別役実・作「象」上演について】
 2005年は敗戦60年、被爆60年の節目の年。
独歩ではこの年にふさわしい舞台を上演したいと、
劇作家・別役実の初期代表作である「象」を選びました。
「象」は、別役実が弱冠25歳のときに書いた戯曲です。
昭和37年、劇団自由舞台(後の早稲田小劇場)を、
鈴木忠らと共に結成した別役が、劇団のために書き下ろし、
俳優座劇場で初演されました。
 被爆者たちの激しい内的葛藤と苦悩。
人の生死、その生きざまを、
淡々と静謐に、ときに激しく描いて、
観ての心に深く問いかけてくる骨太な芝居です。

非日常的な世界に誘われ気がつくとそこは現実の鏡の中、そんな別役作品ですが、麦人さんの独演が光ってます。下北沢OFFOFFで後二日間を残すのみとなりました。まだ見てない人は是非!

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2005年6月 8日

ナイン

 シロクマのキャラクターで泌尿器科の説明をするビデオ?の仕事。その後アートスフィアでミュージカルナインを観劇してきました。まだ興奮しています。もう手に入らないと思っていたチケットが手に入りそれもS席(感謝です。)劇場へ行ってみると、会場は閑散としています。ゴールデンウィークにシティーボーイズライブを見た時は、もの凄い人と花だったのでちょっと拍子抜けしました。開演時間が迫ってくるとさすがにほぼ一杯になりました。と、後ろの席から声が、今日はサッカーがあるからね~・なるほど納得しました。

ナインは随分前日生劇場で見た記憶があります。83年に細川俊之主演/上月晃/MIE・ピンクレディー/夏木マリ/神崎愛/岡崎友紀 で上演されてます。夏木まりさんの演技と歌は強烈に印象に残ってますが、それ以外はすっかり忘れていて、正直タイトルにはいい印象がありませんでした。同じ作品ではない可能性もあります。

当時まだミュージカルは根付いているとは言えず、キャストに有名タレントを並べて客を呼ぼうとする安易な企画と言う印象でした。あれから20年以上。

オケピットがないので下手の袖に櫓をくんでその上に指揮者だけが見えます。タクトが振られて開演です。緞帳代わりのスクリーンが上がると、奥にスノコまでつながる長い螺旋階段が、そこから出年者がおりてきます。
舞台、音楽 出演者、トータルで見せてくれる素晴らしい演出、あっという間の3時間でした。

最後は涙とは違うウルウル液が目と鼻から溢れスタンディングオベーションで何度もカーテンコール。国立競技場にも負けないほどの興奮のるつぼと化しました。
12000円は決して安くはありませんが、もう一度見たくなりました。

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2005年6月 1日

メディアの日本語

 NHKアナウンサー長谷川勝彦著「メディアの日本語」を読む。
ニュースからナレーションまで最前線で活躍するプロが日本語の音声化について説く。
「アナウンサーとは書かれた文章を音声にする専門家」と締めくくっています。また言葉について「正しい日本語」という方向で考えるのではなく、今流通している言語の有用性、利便性を高める方向で、日本語について考える・・日本語はわれわれ一人一人が日々作り上げていくものである・・267pより

「正しい日本語」ってなんだ?大野晋著日本語の起源によれば、日本語は南インドのタミル語から来たそうです。

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2005年5月15日

朗読会

午前中にゲーム音声の仕事。
作品が完成するのは秋以降、一年以上制作に時間をかけているとの事で、こんな大作に参加させて貰って感謝感謝です。発売が楽しみ・と言ってもPSP持ってないので買わなきゃ・・

午後は朗読の会に行ってきました。
50人くらいのお客さんが入ってほぼ満席の喫茶店。ドリンクとサンドウィッチが付いて2000円。長さもちょうど良く、お話も面白かったです。朗読や語りは長ければ良いと言うものではないと感じました。

ゆる体操で今話題の高岡英夫さん関連の本を電車で2冊読みました。
三軸修正法、野口体操、ゆる体操、突き詰めると同じものを目指している気がします。

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2005年5月11日

文楽公演「冥土の飛脚」

 朝の仕事が思ったより早く終了したので、大急ぎで国立劇場へ。
チケット売り場には当日券は補助シートだけ、とのはり紙が、「冥土の飛脚」が大人気で昼の部はほとんど売り切れと聞いていたので何とか見る事が出来ラッキーでした。会場はほぼ満員、「近江源氏先陣館」の幕がすでに開いていて、そっとパイプ椅子に座って観ました。前回観た時は、どの太夫もどの三味線も同じに聞こえましたが、人によって随分違う事が分かりました(^_^;)。それと木村哲人著「キムラ式音の作り方」筑摩書房を読んだばかりで、効果音についても前回とは違った見方ができました。
 「冥土の飛脚」は近松作品と言う事もあるのでしょうが、話が分かりやすく、面白かったです。近松作品は蜷川演出の舞台でも感動しましたが、今回は人形の美しさに圧倒されました。どんな名優でもかないません。
人間国宝吉田玉男の忠兵衛、吉田簑助の梅川、封印切りの段での演技は目にしっかりと焼き付いて消えません。

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2005年5月 5日

メンタル3兄弟の恋

 クレヨンしんちゃんの矢島晶子さんと一緒に見に行く予定が、私の連絡ミスで一人で見る事に。

 頭真っ白の大竹まこと、太った斉木さん、相変わらずのきたろうさん
流石に肉体的には年齢を感じるようになりました。でも心は相変わらずです。
 スキル王とメンタル王の対決は、いろいろな意味で可笑しかったです。スキルを倦厭する怠け心と、スキルに憧憬を抱く怠け心の演じ分けが見事でした。表現者がスキルを意識した時点で、スキルは価値を失います。空中ブランコで命綱が丸見えになったのと同じです。関根サーカス仕込みのお客をハラハラさせて、笑わせる手法は健在でした。エンターテイメントの神髄はお客さんにも危険負担させる、サーカスにありです。

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2005年4月19日

詩の朗読

 「朗読ライブ」を友人が企画していて出演を依頼されています。今日も電車の時間を利用して作品選びの為の読書。お客さんに楽しんでもらえるような作品はなかなか見つかりません。
 朗読や語りと言えば小説から選ぶのが殆どですが、先日ある「語りの会」で、詩の朗読を聞きました。私の好きな詩人、読んだ方も尊敬する語り手、情感溢れる表現で、胸にジーンと来ました。詩の朗読は、小説と違って論理的な説明部分がないので、間の取り方息の使い方で、ニュアンスが大きく変わります。これからの季節、結婚式等で、スピーチ代わりに詩の朗読をされる方も多いと思います。長々としたスピーチより、歓迎される事は間違いありません。
 以前ある詩人のお宅にお邪魔して、ご本人の朗読を聞いた事があります。実は出版社の録音スタッフとしてお手伝いしていたことがあるのです。書斎の座卓にペンや原稿用紙が置かれていて、その一つ一つに感激したのを覚えています。その先生は和服姿で、作風そのままの温厚な笑顔で私たちを迎えてくれました。
 朗読が始まると身体が震えるほど感動しました。鍛錬された声でもありませんし、美声と言うわけでもありません、息もふらふらしていました。言葉に凝縮されていたものが紐解かれ聞いている私たちの心を揺さぶったのでしょう。
 朗読や語りはテクニックも必要ですが、それだけでは聞いている人の心を揺さぶる事は出来ないと、それ以来思うようになりました。

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2005年4月 5日

九代林家正蔵襲名披露興行

こぶ平改め九代林家正蔵襲名披露興行
 真打ち襲名披露興行は、普段聞けない噺家さんが勢揃いする上、お客さんも一杯になるので、面白さ倍増です。特に一門の総力を挙げた今回の興行は必見です。流石人気者、3月下席上野鈴本は予約席完売、今月の末広亭も予約席は完売、当日券は、桟敷と2階席そして立ち見のみだそうです。
仕方なく3時間立ち見しました。
立ち見なんて何年ぶりでしょうか。実は疲れたら途中で帰ろうと思ったのですが、それどころではなく、笑い過ぎて腰より顎の方が疲れました。50人近い人が立ち見してましたが、誰一人途中で帰る人はいませんでした。当然ですよね。円蔵、小朝、木久蔵、太神楽に、紙切り、口上があって最後にたっぷり九代目の一席。名前の大きさを感じさせる緊張感のある寄席の雰囲気にふさわしい風格のある噺でした。それにしても小朝さんの噺は圧巻でした。上野鈴本に手拍子の嵐、ライブハウスかと勘違いするほどの熱気、立ち見席から見る、白髪交じりや、禿げたお客さんの頭が、嘘のように揺れてました。独演会はプラチナチケットで殆ど見る事が出来ないのも納得でした。浅草も見に行こうかと思ってます。

公共のホールを借りて公演をすると、「エキストラシート」ならまだしも「立ち見」なんて口にも出せないのですが、さらに通路の狭いここでぎっしり立ち見、消防法ってなんなんでしょうね。

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