Archive for 朗読

国語の教科書

日本の国語の授業は、日本語を学習するというより、道徳の授業に近いと書かれた本を読んでいたら、
国語の教科書を朗読する仕事がありました。
「大造じいさんとがん」小学五年生の教科書です。
そもそも声の仕事を始めたのも、朗読のHPを始めたのも、国語の教科書の朗読の仕事がきっかけ。
教科書の作品が道徳的かそうでないかはともかく、朗読するのが仕事なので、さすがに、日本語については、先生から、からいろいろ教えていただきました。
アクセントの難しさを知ったのも、数十年前の国語の教科書の仕事でした。(未だに悪戦苦闘)
言葉のかかりと読みとの関係を教えてもらったのもこの頃です。
当時、携わっていた教科書会社から頂いたアクセント辞典は、もうボロボロですが、大切に使わせていただいてます。
辞書にのりきらない変化や、言葉が癒合、結合、接合、等、巻末の解説を首っ引きで調べないと分からない事が多いです。
普段使っているアクセントが必ずしも教科書的な意味で正しいかどうか、自信ありません。
いくつかの言葉のアクセントが演出サイドと意見が分かれましたが、固執せず、収録開始。
目の前ののモニターには映像はなし、キューランプでスタートです。
間の取り方でも、アドバイスを頂きました。これはとても勉強になりました。ありがとうございます。
全部読み終わりチェックも終わって、OKが出たときはほっとしました。
ディレクターや編集者のみなさんから、「読み込んできましたね!!」という感想が。
映像の流れないモニターの前に置いた、前日描いたマインドマップの成果です。

無声音!!

 東京生まれ、といっても八王子ですが、それでも、母音の無性化について意識したことはほとんどありません。
ある時までは。
 母音の無性化が出来ない人がいることを知ったのは、養成所に入ってから。
無意識に普通に無声化しているので、法則も知りませんでした。
 ところが大阪に来て、びっくり。だめ出しの多くがアクセントと無性化。
 ものすごいハンデなんだね!

滑舌の悪い理由の一つ。

よく観察してみると、口元に左右差がある人が多いのに驚きます。
かみ癖に原因がある人がほとんどですが、中には歯並びを気にして、片側だけ唇の動きがおかしい人もいます。
口の中がスクエアーに開かず、下の動きが悪いため、その歪みが口元に表れる人が多いようです。
やはり滑舌は悪い人が多く、声もハスキーになりがちです。

「人は見た目が9割」は誤解だった!!

 「人は見た目が9割」と言う話は、一部の内容だけ誤解して解釈している人が多いと 朝日新聞のコラムにありました。
実際にこの実験を行ったアメリカの心理学者アルバートメラビアンが調べたかったのは、言語の情報と、耳から来た情報と、目で見た情報が矛盾した場合に、人はどの情報を一番優先するかと言うことだった・・・勝間和代の人生を変える「法則」
 例えば、「愛しい人」という言葉を、悲しい声で、怒った顔で言ったら、55%の人は怒りの感情を、38%の人は悲しみを、優先し、言葉どおり優しさを感じた人は7%だったと言うのです。 
 もっとも優しい言葉を、泣いた声と、怒りの表情で言える名優はいないでしょう(笑)
 この法則から学ぶべきは、「言葉はコミュニケーションの中で7%しか意味をなさない」と言うことではなく、コミュニケーションを行うときには、言語、聴覚、視覚を一致させなければならないと言うことだと、勝間さんは書いてます。
 演技者、表現者の立場でこれを考える時、もう一つ重要なファクターがあります。それは「心」です。
 「言語」「声」「表情」これを一致させるのが、「心」なのだと思います。それがあって初めてコミュニケーションが成り立つのです。
 作品を朗読するとき、作品の内容とは違う「心」で表現してしまう事がよくあります。
上手に読もうとしたり、時間を気にしたり、声を気にしたり、作品とは裏腹な「心」でも声には出せます。作品が素晴らしければ、最後まで聞いてくれるかもしれません・・が、多くの人は睡魔に襲われるでしょう。
 表情は心の鑑とよく言われます。美しい表情は、心と、言語と、声が一致したときに生まれます。

朗読カフェ 朗読者募集!

 青空文庫作品朗読へ、朗読ゲストのページとしていたのを、新しいサイト朗読カフェとして、再スタートしました。山田レイコさんの作品と岩見聖次さんの作品それに、私の父の第二次大戦招集から、シベリア強制労働、抑留生活のドキュメントを私が音読した作品をそちらにまとめてあります。

 朗読プレーヤーとして参加してくれる方を募集してます。
早速、問い合わせや参加希望をいただきました。ありがとうございます。
是非多くの方に参加していただきたいと思います。
ご自宅で録音したファイルを送っていただくか、録音が難しい方は、こちらでも対応いたします。
 そのまま掲載します。
自作の小説や詩なども歓迎します。ただし子供も一緒に聞いて楽しめる作品に限ります。
朗読カフェ

喉声??

喉声と言われましたが、どうすれば直るのでしょうか?
こんな質問がありました。
そもそも喉声とは何か、はっきりした定義はないようです。
私は、漠然と「腹式呼吸が出来ていない為、喉に力が入ったり喉の詰まった発声」を言うのだと思っていました。
ところが先日読んだ演劇指導本に、横隔膜の使い方一つで喉声になると書いてあって驚きました。
実は、高名な声楽家の先生に教えてもらった発声法の横隔膜の使い方が、まさにそれだったのです。
これは、平田オリザさんの言うコンテクストの違い以外なにものでもありません。
指導者によって、コンテクストがこれだけ違っては、教わる方は迷路に迷い込んでしまいます。
いろいろなワークショップに行って、まじめに勉強している人ほど、こうした悩みを抱えています。

欠点を指摘するのは、いいのですが、どうすれば改善されるのかまで言ってあげなければ意味がないと思います。

ぶれさんぽーず公演

 同じ事務所の松井みどりさんが、出演しているぶれさんぽーずの公演を見てきました。
昔一緒に仕事をした、吉崎典子さんの名前もあって、始まる前からワクワク、ドキドキ。
客席にはその頃の仕事仲間がいたり、知っている顔がちらほら。女性ばかりでギリシャ悲劇のオイディプス王をやると言うのも興味が湧きます。松井さんも含めメンバーの何人かは元局アナ、吉崎さんだけが現役局アナ!豪華?あでやか?きらびやかな?メンバーです。

 話芸朗読舞台、芸術祭参加公演とチラシにはあります。
幕が上がると、ピリッとした緊張感が劇場全体を包みます。
内幸町ホールは中規模の劇場で、語りの公演などではマイクを使う事が多いようですが、全員マイク無し、ある意味、真剣勝負です!ギリシャ神殿の柱を模した装置と同じ飾りの見台に台本を置いて、それ見ながら読み進めていきます。計算された間合いと息、力強い肉声に、客席はぐいぐい引き込まれていきます。オイディプスの出生の秘密が明かされ、王妃イオカステが自害して、オイディプスは自分の目を・・
舞台上の気迫が客席を圧倒して、拍手の嵐のうちに幕!
 

ホームページリニューアル

Topページだけのつもりが全面リニューアルになってしまいました。

借りているサーバーの契約容量限界に近づいているので、年末の更新時に引っ越すか、増量して契約しなおすか迷うところです。携帯でアクセスする人が増えているので、その対策も考えなければなりません。
ところで肝心の録音作業が滞っていて、なかなか先に進みません。
仕事が一段落したので、そろそろ本格的に再開したいと思っています。

ZOOM C4N

zoom_h4n.jpg

初期型の R-09を使っていましたが、USBの接続や電池交換 SDカードの交換などの手間がかかり、急いでいるときはとても不便でした。内蔵マイクの音質にもやや不満があったので、ZOOMのC4Nを新たに手に入れました。友人には勧めていたのですが、主に携帯して使用するので、大きさを考え躊躇していました。しかし使ってみて非常に満足しました。R-09で感じていた不便さがすべて解消されています。フォルダの変更が簡単なのがまず嬉しいです。R-09はあらかじめフォルダを作成しておく必要がありましたが、こちらは最初から用意されています。ボタン3タッチで移動できます。それとUSB端子の位置が電池ブタを開かなければ、出てこなかったR-09と違って外に出ているので簡単です。革ケースから出して、電池ブタを半分開いてコード接続しなければならなかったのと比べると大幅な時間の短縮です。マイクの音質は好き好きがあるでしょうが、主にナレーションや朗読の録音に使う私としては充分です。ファンタム電源が使えるので、外部接続すれば、手持ちのコンデンサーマイクが使えます。
 もう一つ意外と便利だったのが、内蔵スピーカーその場で再生できるので、チェックするのに便利です。マイクの角度が変えられるので、お人数のアフレコなどの稽古でさらに威力を発揮してくれると期待しています!!

嬉しいプレゼント!

kitagawasan.jpg

 新しいホームページを準備していますが、トップページのイラストをお願いした「あさひ」さんに私の似顔絵を書いていただきました!
 ホームページなどに使うイラストを無償や有償で提供しているサイトは沢山ありますが、フィットする素材がなかなか見つかりません。
 検索サイトから辿っているうちに、漂流してしまうこともよくあります。良いと思ったらすぐブックマークしておかないと二度と行けなくなってしまいます(笑)
 そんな中偶然みつけたのが、イラストレーターの「あさひ」さんが運営している「ぽかぽか色」というサイト。
 すっかり長居して 隅から隅まで見てしまいました。
注文に応じてイラストを制作しますと言う小さなリンク文字を発見。
即お願いしました。
 お忙しい中、素晴らしいイラストを描いていただき感激です。
 準備中のホームページは予定が大幅に遅れていて、秋の開設を目指して制作中です。