Archive for 朗読

癒やしの音!

横浜でみつけた民族楽器、というかアジアの民芸品!
レインスティック
右の長い棒状のが、レインスティック、傾けると、心地よい雨の音!ラジオドラマの効果音で、海の波の音を作りますが、あれを繊細にしたような音。ゆっくり傾けるとさらさらと鳴り続けます。
椰子の実のカリンバ 親指ピアノ、これも何とも言えない響きです。
奥のカエルは棒でカエルの背中を転がすと、ケロコロとカエルの鳴き声のようです。
頭を叩くと木魚のような音、どれも朗読ライブで使えそうです。

税務署長の冒険

岩手県出身の啄木と賢治を酒という切り口で研究した面白い本がありました。
「啄木と賢治と酒」藤原隆男・松田十刻著 
圧倒的に啄木の紙面が多いのですが、宮沢賢治についても詳しく書かれています。

私が読んだ宮沢賢治作品ではお酒を飲むシーンがよく出て来ます。
「カイロ団長」は、看板につられて入った「バー」で酒を飲み酩酊して、ぼったくられ、酒代がわりにこき使われる、人の好いカエルたちが主役です。
 「紫紺染めについて」と言う作品では、酒好きでべろべろに酔っぱらっう山男がユーモラスに描かれています。
 また名作「なめとこ山のくま」では、熊とり名人の小十郎が、毛皮を売りに町の商店に行き、主に買いたたかれ、商談がまとまると、酒を振る舞われ、それを美味しそうにいただくシーンがあります。
 これらの作品からは、酒が好きなのは人の好い貧しい人、一方酒を飲ませる側には何か魂胆がある・・こんな構図が見えてきます。

宮沢賢治自身は、ある時点まで、酒をたしなんでいたようですが、農民指導をするようになって禁酒を人にも勧めるようになります。(啄木と賢治の酒)
「藤根禁酒会へ贈る」という詩では、酒を、粘土で固めた水田の堤に入った「ひび」に例えて、「どんなに新らしい技術や政策が、豊かな雨や灌漑水を持ち来さうと「ひび」ある田にはつめたい水を毎日せはしくかけねばならぬ、酒におぼれればやがて借金が出来る、」と禁酒をすすめています。
さらに「諸君よもう新らしい時代は、酒を呑まなければ人中でものを云へないやうな、そんな卑怯な人間などは、もう一ぴきも用はない
酒を呑まなければ相談がまとまらないやうな、そんな愚劣な相談ならば、もうはじめからしないがい」と過激な言葉が続きます。
農村の大酒飲みの因習がもたらす弊害に憤りを感じていたようです。

 お酒のお話で、「税務署長の冒険」という作品があります。
作品は「濁密防止講演会」での税務署長の講演から始まります。濁密とは、濁酒密造の略、つまり濁り酒密造防止の講演会です。署長は講演の中で、村人達にカマをかけて、反応を探って密造を摘発しようとするのですが、なかなか尻尾を出しません。講演が終わると村人達が税務署長にお酒を振る舞います。何か魂胆があるはずです。署長は怪しいと睨み、部下に調べさせますが、なかなか証拠がつかめません。業を煮やした署長は自ら、変装して村に忍び込み、執念で醸造元を突き止めます。しかし税務署長はそこを見て驚きました。なんと?!
冒頭原稿数枚無しの作品ですが、どんでん返しが用意してありました。

 江戸時代、農村ではどぶろくは人々の楽しみの一つでした。当時の花巻でも盛んに造られていたようです。ところが、明治になって酒税がかけられるようになります。国税庁のホムページによりますと、酒造税法が制定されたのは宮沢賢治が生まれた明治29年(1896)の10月。政府は日露戦争に向けた軍事費を補うため、酒税を34年までの5年間で3回引き上げます。それまでの4倍近くになった酒税は国税の税収第1位となります。
 税務署が誕生したのも明治29年です。そして明治32年から自家用酒の製造が全面的に禁止となります。高い税がかけられた清酒は価格が高騰し、密造が増えました。このため、取締りが強化されたのです。
取り締まる税務署職員と、見つかるまいと知恵を絞る農民のいたちごっこが繰り広げられます。
 そんな時代を背景にした、この作品の主役は税務署長です。「猫の事務所」に登場する「お役人」と同じく象徴的に描かれています。職責に従順で、その仕事の社会的意義などに疑問を持つこと等は一切ありません。温厚で害のない人柄です。
 税務署長は職責を全うするため、命がけで密造酒の摘発に挑んだという訳です。
どぶろく造りを大目に見ることが出来なくなってきた時代でもあったのです。
 ところが村人達はそんな事は百も承知、裏の裏をかく大胆な事をやっていたという内容です。

ただ録音準備中。
苦戦してます!

味噌の会の会報用に

ダブルバインド

先生「何故授業中に居眠りしたの?」
生徒「・・・・・」

正直に先生のお話が退屈だったから・・とは言えません。

先生「何故授業に遅刻したの!」
生徒「・・・・・」

寝坊したからに決まっているけど・・思い切って
生徒「すみません、自転車に乗り遅れました・・」
クラスの何人かには受けるかもしれませんが、かえって先生を怒らせるでしょう。

生徒はクラスメンバーの前で、ひたすら謝るしかありません。

どう答えても生徒を罰することが出来るこうしたコミュニケーションの条件付けは、
「ダブルバインド」(二重拘束)と名付けられ、
コミュニケーション失調をもたらす、
短期的に権力関係を構築しようとしたり
指揮系統を明確にしようとする場合によく用いられ、
使い方を誤れば、生徒のコミュニケーション受信能力に
致命的な損傷を負わせることになる、(内田樹)

私も何度か経験した、上位者による 精神的な拷問です。

先生にとっては、反抗的な生徒を押さえつけ、
クラスをまとめ上げ授業を成立させる為には有効な方法です。
劇団などで集団を維持するために使う人もいます。

しかし
こうした教室で育った生徒は、先生の気に入る答えだけを探すようになり
探求心や向上心は失われてしまいます。
もし表現者を目指す人が、そんな心の傷を負ってしまったら 悲劇です。
私にも失われた何年かがありました(もったいない)

これは何も教室だけの話ではありません。
仕事でもよくある話ですが・・・

内田先生の本を読み返していて、いろいろ考えました。

表情トレーニング、いろいろありますね!!

「世界最強の男決定戦」と言うマッスルモンスター達の集う番組のナレーションをさせていただいていますが、限界を超える重量の物体を持ち上げる時には、顔の筋肉も引き締まり、世界最強の力持ちの顔に力こぶが出来るように感じます。歯を食いしばるので、こめかみから、目、額、まるで医学書を見ているかのように、筋肉が浮き出て見えます。そして雄叫びをあげます。ものすごい声が出ます。室伏選手のハンマー投げでよくみますよね。

発声では、歯を食いしばる下顎の使い方が重要です。
特に様々な声の使い方が求められる声優の仕事では、歯を食いしばった声が出ないと困ることがあります。
ところが近頃歯を食いしばる事が少なくなったのでしょうか、下顎がふにゃふにゃな人が多いのです。
重い物を持ち上げ歯を食いしばる時は身体中の筋肉を使います。
歯ぎしりとは違います。

歯を食いしばる時はどんなときでしょう?
重い物を持ち上げたり、引っ張ったり、全身で力を発揮する時には必ず歯を食いしばります。
言葉の意味でも、歯を食いしばるとは、苦痛や無念さなどを懸命にこらえる事、つまり歯を食いしばれなければ、苦痛や無念さはこらえきれません。

最近一般の人のレッスンをしていて、何人かと稽古しています。
滑舌を良くしたいと言うのですが、表情筋が動かない人が多く、トレーニングしていますが、もっと良い方法はないか探していてフェイスビルダーと言う本に出会いました。フェイシャル筋トレ、キャロル・マッジオと言う人が書いた本で、男性用女性用があります。
さすがに女性編は細やかですが、男性編は豪快にトレーニングが紹介されています。

さらに探していたら「かっさ」今ブームだそうですが、中国古来の手技にいきあたりました。
これは陶器製、あるいは石の小さなプレートを使って表皮をマッサージすると言うものです。
早速翡翠プレートを取り寄せ試してみました。確かに気持ち良いです。

こうしてみると 表情トレーニングにもいろいろあって、筋力そのものを強化する、筋膜に働きかけるもの、表皮、リンパの流れを良くする、更に骨そのものに働きかけるもの・・・
全く逆に、緩める等々・・・(これが一番難しいかも)

表情に関しては美容と直結しているので、さすがに本やDVDも多いですね。

滑舌に関するものは残念ながらまだ見つかりません。

いずれにしても 歯を食いしばる必要のない人は、表情筋の運動不足な人が多い事は確かなようです。

ここで
「私は笑顔に自信があるので大丈夫」と思っている人には怖い話。(美容関係は怖い話が多い気が・・)
確かに笑顔は表情筋使います、でも気をつけないと笑顔筋に力こぶが出来て深い皺になる・・・そうですよ。
法令線や目の下、目尻・・・
そう言えば口角を上げて作り笑いをしている人をよく見ると、妙な皺が口元に出来ますよね。
私もよく笑うし、副鼻腔を使う発声なので、ほうれい線は深く出ています。
女性の場合
最近は手軽に注射したりプチ整形する人も多いようですが、10年後に後悔しないためにも、いろいろ研究する必要がありそうです。

MLBいよいよチャンピョン決定戦へ

 ニューヨークヤンキースの地区優勝が決まって、残すところあと一週間。両リーグともワイルドカードでのプレーオフ進出争いに注目が集まってます。
アメリカンリーグはボストンレッドソックスとタンバベイレイズの争いと思っていたら、LAエンジェルスが連勝で割り込んできました。
ナショナルリーグはセントルイスカーディナルスとアトランタブレーブスにSFジャイアンツが絡んで、もつれています。
MLBハイライト今年はプレーオフもハイライトがあるそうなので、チャンピョンが決まるまでは見て下さいね。
 今午前3時過ぎですが、イチロー選手試合中で第一打席でヒットを打ちました。厳しくなった11年連続200安打ですが、最後まで応援したいと思います。
 この時期になると、個人記録が続々誕生します。ヤンキースのリベラ選手が通算602セーブの偉大な記録を達成しました。
投手部門ではタイガースのバーランダー選手の25勝と、投手3冠。ナショナルリーグでは、黒田選手が所属すrドジャース、カーショウ選手も3冠の可能性があります。それと11年連続3割30本塁打100打点の記録に挑戦中のセントルイスカーディナルスのプーホールズ選手にも注目です。打点が現在97、打率は3割を超えてきたので、まず大丈夫でしょう。月曜日にはスーパースター達の夢の記録ラッシュをお伝え出来るかもしれません。

カルガモの赤ちゃん誕生!!


手のひらに包まれるような癒やしの樹木!!
その下の池に今年もカルガモの赤ちゃんがいました。
まだ小さくて、正確に何羽いるか数えられませんでしたが、10羽はいそうです。
この写真では、見にくいですが、カルガモの赤ちゃんです。

室生寺、長谷寺

前から行ってみたいと思っていた室生寺へ。
電車とバスで移動。どちらも本数が少なく、駅から歩くのは大変です。電車で着いたら、バスが出た後、次は一時間後。時刻表を見ていると、タクシーのドライバーが声をかけてきました。時間がもったいないので、タクシーに乗りました。電車は1時間に3本。バスは1時間に1本(1日4~6本)。
国宝のお寺なのに、寂しいですね。
車で移動していると気がつかないでしょうが、バスから見る風景は全く違って見えます。
バス停からの参道には、お土産物屋さんが並んでいます。歯抜けのように閉店した店が、目に付きます。
お寺に着くとかなりの人。

帰りはバスに間に合って、電車で長谷寺へ、こちらはバスもタクシーもありません。
20分近くあるいて山門へ。特別御開帳の日で、観音様の足元から、普段見られない姿を見ることができ感激しました。



日本語のリズム 四拍子文化論

日本語のリズム 別宮貞徳著
滑舌が良い悪いって何?
仕事では、耳にタコができている滑舌と言う言葉ですが、それが何か、教えるとなると、これがまた難しいです。
ちなみに、大辞林によれば、滑舌とは「演劇やアナウンスなどで、台詞や台本を滑らかに発声すること」
滑らな舌ですからね。
では滑らかな発声とは?
 そこで目にしたのがこの本。
「日本語の韻文の基本と言えば七五調。声に出して心地よく耳にしっくり来るこの七五調の基盤には、言葉の切れ目と間から生まれる四拍子のリズムがあったのだ!」なに!四拍子!!
二音節一単位ととなって四拍子を構成するのが日本語の特徴言うのです。
確かに二音節一単位の略語は多いです。

そう言えば、歌舞伎の外郎売り、そのリズムの素晴らしさは感動的です。解析してみると、確かにに四拍子で、気持ちが良いのです。ついでに志ん生の落語も、解析してみました。
こちらも四拍子。
滑舌のよさとはリズムと関係がありそうです。

杜子春

アミューズ大阪校の学院祭が近づきました。
今年は一年生のリーディングドラマの演出をしています。
演目は「杜子春」です。
稽古は追い込みに入りました。
素晴らしい集中力で、良い舞台になりそうです。

大阪にいる卒業生の皆さんも是非見に来てくださいね。
ひさしぶりに会いたいですし・・・

五感を研ぎ澄ます


宮沢賢治作品を連続して録音しました。
山男シリーズ 山男の4月 紫紺染について、おとら狐のとっこべとら子
そして、「なめとこ山のくま」
大好きな作品の一つです。
昨年慌てて録音したのをやり直しました。
難しい作品ですね。
しばらくしてまたやります。