Archive for 発声滑舌カウンセリング

小学生の滑舌相談

この春、小学校に入学したばかりのお子様の滑舌が心配と言うご両親。

自分の名前がはっきり言えない、と言うのです。

お名前は「ここ」ちゃん。可愛らしいのですが、「ここ」が「とと」に聞こえると、お父さんは深刻な表情です。

「こ」も「と」も破裂音です。

舌の弾く場所が、軟口蓋か、歯茎(硬口蓋)かの違いです。

 

最初、名前を聞いても、いやがって言わなかったのですが、他の話をしている内に徐々に舌も動いて、

ととがここに近づいて、ほとんど問題ない事がわかりました。

 

この時期、多少音が甘くなってもそれはそれで、子供らしいので、心配するお気持ちは分かりますが、あまり神経質にならない方がいいのでは思いました。

言葉を発するのをためらうようになったのでは、気の毒です。

お喋りを楽しむお子さんに育って欲しいです。

 

これは破裂音同士の話ですが、こちらは鼻音

先日、きたろうさんが「阿佐ヶ谷姉妹」と言うつもりで「阿佐ヶ谷死骸」と発音したと

大竹まことさんにラジオ番組で突っ込まれていました。

こちらは、し「ま」い と し「が」い(鼻濁音)です。

どちらも、鼻音で、違いは、開閉する場所が唇か軟口蓋かです。

 

口唇筋が弱くなって、唇の締まりが悪くなっているのではと心配になります。

「こ」と「と」 「ま」と「が」のいい間違い、

どちらも年齢相応で、それなりに可愛いと言えなくもありませんが。