滑舌相談

滑舌について

私が講師をしている「声の教室」では、滑舌に悩む多くの方からの相談が寄せ
られます。
ちょっと前、中学生のお母様から、メールが届きました。お子さんが滑舌に悩
んで、学校に行きたくないと言っているので、会って欲しいというのです。
お会いして舌をベ~と出してもらうと、先端がハート状になります。「舌小帯
短縮症」です。歯医者さんに相談するようにお願いしてお帰りいただきました。
一月後、手術したと言うので見せてもらうと、それほど変わっていません。再
度別の歯医者さんで手術をする事になりました。そして、さらに一月後、舌は良
くなったけれど、滑舌の悩みは解消されないと言うので、レッスンをする事にな
りました。舌小帯短縮症の人は、舌の先端が上手に使えません。ラやタの音が曖
昧に聞こえます。もともと舌が硬口蓋に届かないのに、滑舌を良くしようと口を
はっきり大きく開こうとするので、ますます甘くなります。また舌小帯は、手術
しても絶えず伸ばしていないと、元に戻って繋がってしまうそうです。(以前滑
舌レッスンを受講した、歯医者さんから聞いた話です)手術をしても、舌の動き
が良くなるわけではないので、トレーニングが必要です。ラ、タ、スだけでなく
母音のイやウの発音で舌の先端が下がりがちです。

 

 

舌の位置と姿勢

滑舌相談に来た先ほどの中学生は、とても姿勢が悪いのです。
舌の位置が硬口蓋に対して下がっていると書きましたが、舌の位置を硬口蓋に
つけるようにトレーニングして、前後の姿勢を比較すると驚きました。
背筋を伸ばす、お腹を張る、等様々な猫背矯正法がありますが、ワンポイント
で、これほど違うとは、吃驚しました。
通常、舌は硬口蓋についているはずなのですが、もし普段の舌の位置が下顎に
ついている人は、是非試してみて下さい。鼻呼吸も楽になるはずです。

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