Archive for 1月 4, 2009

発声法

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 アポロ君は新年の朝日を一杯に浴びて公園中を走り回ります。 公園に見知らぬワンちゃんが来ると、吠えて威嚇、アポロ君の発声は見事です。ワンちゃん達を見ていると口を大きく開ける犬程、声が大きく響きます。 

 アポロ君の場合吠えたり唸ったりするのは、他の犬や人間との大事なコミュニケーション手段です。一方私たち人間は、電話やメール、表情、仕草、声以外にも沢山の表現手段があり、遠くにいる人に大声で何かを伝えるシーンなどほとんど見かけなくなりました。その為声の小さな人が増えているのかもしれません。あるオーディションの審査員をしたとき、声の小さな人に、自分の声について質問した所、「とても響く良い声」との答えが返ってきました。その人は、自分の声を自分で聴きながらしゃべる、耳が良い、このどちらかかあるいは両方だと考えられます。
歌の場合は別ですが、人と話すときに自分の声を聞きながらしゃべる事はあまりないと思います。
 朗読や落語などの話芸でも、マイクで声を拾って、スピーカーの返りを聴きながら話す場合がありますが、よほどの名人以外大概眠くなります。「話し」に距離感が全くなく、聞き手の耳に届かないことが多いのです。
 最近、発声についていろいろ質問が来ますが、まず相手の目をみて、会話する事がとても大事だと思います。相手が退屈な表情をすれば、自然に声に力が入りますし、人に聞かれてはまずい大事な話なら、声をひそめるはずです。相手のリアクションを聴き取りながら話すのが会話です。自分の声を聴きながら話していたのでは、コミュニケーションは成立しません。
 ところで最近アポロ君は家の中では小声で吠える事を覚えました。
大きな声で吠えると叱られるので、近所の犬の声が聞こえたときや宅配便のお兄さんが来たとき等、小声で{ワン}と吠えるのです。
腹式呼吸を覚えたのでしょうか・・