10年前のエッセーを読んで
平田オリザ著「対話のレッスン」
1997年から2000年にかけて雑誌に連載された言葉をテーマにしたエッセーをまとめた一冊、なのですが、書き出しの時評が、懐かしくも今と酷似している部分もあって考えさせられました。世紀末と言われた時代、猟奇的な事件や警察の不祥事、ミッチー&さサッチーの熟女バトル、さらには首相の失言癖(森総理)・・そしてバブル後の「未曾有」の不景気。10年前に逆戻りしたような気さえしてきます。掲示板やメール等ネットが一般的になって、コミュニケーションツールとしての言葉が変化を始めた頃でもありました。話し言葉に関する平田氏の考察は新鮮でした。
もう一冊は
「成功の秘訣とは、成功するまでやめないことだ!」
ドトールコーヒー創業者鳥羽博道著「勝つか死ぬか」の創業記(文庫)
バブル後の不景気で大手企業が業績を悪くしていく中で、着実に成長していった、「ドトール」の秘密。1999年に単行本として出版したものの文庫版。
格差社会、変化の時代に最大のチャンスがある。