病気の9割は薬無しで治る!高田明和著

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DSC_0169.JPG(カボチャの花とひょうたん)

数年前に亡くなった近親のお墓参り。

その人は永年勤続した会社を定年退職して悠々自適の日々を送っていました。ある日、歯の治療の際、血圧が高いと診断され、紹介された同じ地区の開業医の元へ。そこで高血圧症と宣告されました。食事療法などの指導はなく、激しい運動は控えるように言われたそうです。その日からお薬との長いつきあいが始まりました。それからというもの、降圧剤の副作用で咳が出る訴えると、咳止め薬、眠れない日があると相談すると、睡眠剤、と言うように、薬は増え続けました。朝昼夜合わせて十数種類の薬を、先生の言いつけ通り、何年も飲み続けたのです。社内運動会や町内体育祭などに率先して参加するような活動的な人でしたが、徐々に元気がなくなっていきました。周りの人から別のお医者さんに診て貰ってはどうか言われても、同じ町内会の先生だからと耳を貸しませんでした。他の病気になって、先生が代るまでその生活は続いたのです。

高田明和著「病気の9割は薬なしで治る」を読んで、その人が毎食後きちっと飲んだ薬の重さを改めて思いました。もちろん著者も全ての薬が不必要といっているわけではありません。薬で命が助かった人は大勢います。薬がなければ生きていけない人も大勢います。ですがこの本を読んで思い当たることを透かして日本の医療システムを考えると、不審の気持ちは強くなるばかりです。

 

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