新幹線停電!その時
いきなり非常灯に切り替わって、減速を始めた「のぞみ」500系。
他の車両を見るとやはり真っ暗、しばらくして完全に停車、車内が何とも言えない雰囲気に。
空調が止まったため、あっという間に車内の温度が上昇。
ビールを酌み交わしていたグループの一人が、「自動ドアも駄目なんじゃないか~」と言いつつ連結された車両通路のドアに触れる、反応無し。「ほら~やっぱり」一瞬嫌なムードに。
手で開けると簡単に空いたようで、あちこちからため息が。
停電を知らせるアナウンスに、「地震でもあったのか」の声が。
「原因は分かり次第お知らせします」メッセージの途中に電話の呼び出し音が鳴り響いて、混乱している様子がスピーカーから漏れる。
今日中に帰れない場合を想定して、明日の仕事の確認をし、電話とメールの準備。
先日あった架線切断事故のニュース映像が脳裏をよぎる。
真夜中新幹線の線路を歩く自分の姿を想像する。
蒸し暑さに身体が汗ばんでくる。
ようやく5分後、室内灯が点灯、
すると車内から拍手!
「停電の原因は分かりませんが、電気がきたので青信号に変わり次第発車する」とのアナウンス。
原因がわからないのは不安だが、空調が回って室内の温度が下がると共に、車内の雰囲気ももとにもどる。めでたく出発進行。
結局原因は不明、とうとう説明なし。