クリスタルのうさぎ 2
大阪校の発表会
うろ覚え
ある程度稽古すると自然に覚えてしまいます。台本を持つ場合、気をつけなければならないのが、うろ覚えの状態で舞台に立つ事です。脳内データベースから読み込んだ言葉と原稿上の文字を目でスキャンして読み込む言葉とにギャップが生じるのです。稽古で完璧だった人がぽろぽろとちります。これは私も語りの舞台で経験があります。中に一人だけ台本を全く見ない者がいました。これは立派です。一カ所大きな台詞の間違がありましたが、ほとんどのお客さんは気がつきませんでした。彼の集中力が、見ている者を圧倒していたからです。全員に彼のレベルにまで到達して欲しいと言う希望はありましたが提案する事はしませんでした。力量の差がありすぎて、とても無理だとあきらめたのです。力量に合わせて高い目標をつくるべきだという事を今回彼の姿勢に学びました。