Archive for 4月 4, 2005

対談

 三軸修正法の池上先生と赤羽先生に招待して頂き、カルチャースクールで対談を聞きました。
内田樹さんと高橋源一郎さんの、明治文学史をテーマにしたお話、二時間半。NHKBSで始まった高橋さんが出演、企画にも加わっている「文学の名作を視聴者にプレゼンする番組」(タイトルではない)の裏話から。高橋源一郎さんと言えば、「さよならギャング達」、本を買って持っているはずだけど、内容はすっかり忘れて、私の中では競馬評論家になっています。勝手に期待した競馬の話は出ず、橋本治さんのことから、明治の文学へと話は進みました。
池上先生がお書きになった「三軸修正法」の前書きをされている内田樹さんは、神戸女学院大学文学部教授、今超売れっ子でブログは大人気。著書「先生はえらい」は面白かったです。「寝ながら学べる構造主義」も寝ながらは無理でしたが、よく分かりました。
内田さんは他者性について、時間がたてば理解出来るものと、全く理解不能なものがある、リスクとデインジャーについて、テンポ良く話が進む。
高橋さんは定番小説には三割の謎がある、と言う話から「明治の人は早口だった」という推論。これには後で質問が飛びました。「何でそんな事が分かるのか」当時の録音記録などからそれが分かるのだそうです。ナレーションや台詞の仕事では、現代に近づく程早口になってきているので、これには私も吃驚しました。言葉をはっきり明瞭にすると言う新劇運動が始まりゆっくり喋るようになり現代に至ったのだと解説され、新劇に頭をつっこんでた私も納得。頭脳に関する研究本に、明治の人は頭が良かったのでは、と書かれていたのが頭をよぎり、頭の良さイコール早口の図式が浮かぶ、そう言えばこの日の対談はお二人とも早口でした。
用意された(頭の中で準備した)話から、アドリブ(その場で思いついて)になると、話が面白くなります。これが生の魅力ですね、話が弾むと、時々マイクからはずれて聞きづらくなったのが残念と言えば残念でした。
対談をテレビ以外で聞くのは始めてでしたが、お二人の話し方は興味深かったです。
クオンタイズされない揺らぎのある高橋さんの話し方は魅力的です。人柄がそのまま表れて、興味のある事を面白がって話している少年を見ているような気がしました。
一方内田樹さんは、お話上手で、プロ顔負けのアーティキュレーション、客を最後まで忘れることなく、サービス精神たっぷりに楽しませてくれました。
語りや朗読も(多分演劇も)ストックフレーズと謎(出来たてほやほやの無垢の私の意見)の割合が7:3位が、居眠りと覚醒の分岐点かなと思ったりしました。
続いて三軸修正法25周年記念パーティー。
三軸修正法を知らない方の為に、
「ヒトは地球のほどよい重力下にあって、長い年月をかけてそれに順応し、現在のカタチと機能を獲得してきました。ヒトがこの重力の方向、すなわち鉛直という方向といかに上手くつきあうか、いかに鉛直方向の重力との親和性を高めるかを探り、それを実行する事が健康法の極意と言っても過言ではありません。」池上六朗著「自然法則が身体を変える三軸修正法」144pより
つまり、「自然法則に沿って、身体のアライメントを整える」目からうろこの健康法です。
詳しい事は徐々に紹介していこうと思ってます。
難病の人が奇跡的に治った場合、裏に宗教的な話が多いのですが、船乗りだった池上先生は全て物理法則で説明したのです。
草創期の人たちが勢揃いして、とても楽しいパーティーでした。
有り難うございました