三軸修正法
歪んでいるのは身体?心?それとも
宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」の中にこんなシーンがあります。
タヌキの親子が、子供の病気を治して欲しいとやってきました。
ゴーシュは何のことだかわからないので、からかわれていると思います。 ところがタヌキのお母さんは、 ゴーシュのセロの音で森の動物たちの病気が良くなったと言うのです。
こうした事はなにも物語の中だけの出来事ではありません。
音楽療法と言う治療法が実際にあります。
癒しという言葉がよく使われていますよね。
病院に行っても治らなかった病気が、 ちょとしたきっかけで良くなったという話は良く聞きます。
宗教や、宗教まがいのものを連想する方も多いと思います。
目の前で起こった不思議な事を理解するには, 超自然現象として、神々に解決して貰うしかなかったのかもしれません。
しかしこのような身体の不思議な現象を 物理の法則で説明してしまった人がいます。 池上先生です。 その研究会に参加してきました。
発声法に役立つヒントがないかと考えたからです。 初日から驚きの連続でした。 ともかく不思議な事が次々におこるのです。
でも、それを不思議だと感じさせる私たちの常識が、 実は常識ではなかったのだと気がつくまでにそれほど時間はかかりませんでした。
例えば身体の歪みです。
姿勢が悪いと声が出ないので、つい「姿勢を良くして!」と言ってしまいます。 言われた方は 自分は姿勢が悪い、 だから声が出ない、 良い姿勢をしなければ駄目、 自分は間違っている、 とスパイラルに陥り緊張するだけになってしまうでしょう。
歪みには原因があってそれが一番楽な姿勢だとしたら、 それ以上解放された身体の状態はないという事になります。 実はもっと曲がった姿勢の方が楽なのかもしれません。
常識から見ると曲がった姿勢でも、身体の内側から見ると それが一番楽な姿勢だと言う事です。しかもそれを修正するのに力もいらなければ、道具も必要ないのです。 ただ、修正出来る事を本当に理解するにはまだまだ時間がかかりそうですが・・
ともかく世の中の様々なところにこれと同じ事が沢山あると感じました。